【shopify】何が凄いのか?を開発目線で
shopifyは凄い!shopifyは世界一のECサイトプラットフォームだ!
なんて話は最近では割と聞くようにはなってきたのではないでしょうか?とは言え一体全体
何が凄いのか?
イマイチわからないかと思います。
そこで、shopifyで制作する事で何が凄いのかを「一般目線ではなく開発者目線」で感じていることを書き連ねた記事がこちらです。
目次
何が凄いのか?
一般的な凄い所でよく聞くのは
- 小さく始められるのに大企業のECサイトでも運営できちゃう
- アプリで必要な機能を実装出来る
- サーバーがとんでもなく強い
- 容量無制限
- 越境ECに強い
この辺はよく見当たる「shopify凄い話」かと思うので、今回はそう言った一般論はさておいて、開発者目線でどこが凄いのかを1つだけご紹介いたします。 しかしこれに尽きると言っても過言ではないのですが
進化のスピードがえげつない
開発者目線では完全にこれです。どれぐらいえげつないのかを涙ながらに語ってやりたいと思います。
ある日突然変わるUI
先日、お客さんから「商品管理から商品を検索できなくなっちゃたんですよね。」と言う問い合わせを頂きました。
「そんな馬鹿な?商品が検索出来ないわけがない。」
と思って見てみたら、今まで検索窓だった部分が・・・虫眼鏡になってました
上記画面右側の虫眼鏡さえクリックすれば普通に出るんです、こんな風に・・・
押せば出るんですが、昨日まではこの押してある方だったので戸惑うのも無理ありません。
このUIの変更を予告なしにある日突然、実装してきます。
開発者としては「また急にUI変えたな。もぉ」って思うぐらいで正直慣れてしまっているのですが、お客さん的には衝撃的な出来事かと思います。
重要な事はこの変更は当然何かのエビデンスに基づいて、こうした方が作業効率が上がるはずだ!と言う判断の元に下しているらしいです。
この辺の開発力と言うのは日本のIT業界には全くないし、日本人の文化そのものにない要素だと思います。垣間見えるのは「だから進化する海外のIT」「だから進化しない日本のIT」の差なのかとは思います・・・大手モールの「楽●」とかお客さんに気を使い過ぎてUI変更出来な過ぎた結果、いまだにスマホにちゃんと対応出来ない旧時代のUIを使わされる羽目になっているわけです。
年に1度あるアップデートが毎回大型
普通大型アップデートと言うのは3年に1度ぐらいかと思います。Windowsだって
95 → 98 → me → XP → Vista → 7 → 8 → 10 → 11
1995年からの25年間で8回ぐらいですからね。
しかしshopifyはそれをここ2年は連続でやってきています。お客さんのUIだってそりゃ変わるさ!とは思うのですが、このアップデートで新機能を実装してくれるんですが、これが最大の開発者泣かせ。 超絶便利になるんですよ。
★2021年のアップデートで「OS 2.0」と言う既存のテンプレートの形式をごっそり改革して「メタフィールド」と言う商品単位でカスタマイズしやすい機能を追加。さらに将来を見据えてヘッドレスコマース対応用の言語hydrogenを発表(また言語作っちゃったよ・・Reactベースですが)
★翌2022年のアップデートでは超上位プランのPLUS向け機能だった「shopify Flow」を実装したり、まだ発表してリリースは小出しですが、メタフィールドのもっとすごい版が出来たり、他にももうちょっと専門的な開発部門では台頭してくるであろうfunctionと言う機能を発表してたり・・・
エンジニアは世界最高峰の集団
shopifyはいまやGAFAに並ぼうという勢いの超巨大IT企業です。そんな企業にいる世界の超優秀なエンジニアが日夜しのぎを削って世界最高の機能を作りまくってくれちゃってるおかげで、我々しがない小さな制作会社は付いて行く為に「ヒーヒー」言っているのが現実ですwww
Amazonキラーともいわれちゃうぐらいの会社さんに雇われてるエンジニアさんが優秀じゃないわけがありません。その開発力は圧倒的です。もう付いて行くしかないんです。
だって正直日本の企業が太刀打ちできるような存在ではありません。
このスピード感ついて行かなくちゃいけないのが、悲しいかな世界のIT最前線で生きて行く為の必須スキルでもあります。
ただし、常に一見すると使いにくそうでいて、ちゃんといじっみれば、ちゃんと使いやすいものを提供してくれているの事実。だから世界中で「ECサイトやるならshopifyでいいでしょ」と言う考え方が完全に定着しているわけです。
進化について行けば世界最先端
途轍もない進化のスピードだと言われると「手を出すのが怖いなぁ。」
そう思うかもしれませんが、そこで諦めるようではECサイト運営は厳しいのも事実です。長く運営すればするほど「慣れ」が出てきて、その作業が惰性になりがちですが、3年後に現れたライバルはきっと新しい機能を持った店で戦ってきます。その時に惰性の作業をしていて勝てるでしょうか?
いまITの世界で起きているのはそう言った新しいものを取り入れられた者が勝てる!と言う図式になってきています。
shopifyは変化がとてつもなく激しいです。(と言っても運用する側の使い勝手は年間10%ぐらい変わる程度です。自然に慣れるレベルには収まります。開発側はもうちょい激しい。) 進化を毛嫌いしていると使えないかもしれませんが、共に進化をしていこうと思えば、勝手に自分たちも世界の最先端に連れて行ってくれるのがshopifyの凄い所です。
3年後にライバルが現れたとしても3年後にお店を大改装しなくたって最新の技術を自分のお店に取り入れられるし、最新のUIにも自然とならされているから使いこなせちゃう事が想定されます。
我々開発側も常に世界の最先端を見ていないと振り落とされてしまいます。 弊社がshopifyを専門に扱うようになったのも、正直言うと「他のことしてたらshopifyに着いていけない!」と言う思いから、一気に振り切ったという過去があります。
機能を使いこなすのも大変ですが、その分得られるメリットも日に日に大きくなっています。
是非、これからshopifyでECサイトを作る事を検討している方は、その進化と共に成長して行ってくださ