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【shopify】売上UP!お気に入り登録ってどんな効果?

ECサイトによくある機能として「お気に入り登録」がありますが、これの売上に対する貢献にどんな物があるのか?具体的に考えたことは有りますか?

あると便利で、ユーザーとして利用する時には当たり前に使っていると思いますが、EC事業者と言う観点ではどんなメリットがあるか、しっかりと考えた事って意外と少ないんじゃないでしょうか?

このブログでは少し具体的に、どんな効果を生み出すのか掘り下げていきたいと思います

目次

まずはお気に入り登録をする目的を「ユーザー側」「事業者側」の両方の観点から考えてみます。


ユーザー側のメリット

商品の比較と検討

お気に入り登録って例えば、メルカリなんかを使っていると「いいね」ボタンとして実装されていたりするかと思います。

この「いいね」を押した瞬間ってまだ買わないですよね?つまり買う為に「いいね」を押してるわけではないのです。買う候補にする為に「いいね」を押しているわけです。


つまり、この段階ではまだ購入に至る心理状況ではなく、購入するかも?に該当してきます。


次回に同じサイトに訪れた時に探す手間も省けるので、時短したい!と言う要素もあるかと思います。

買う気の商品なら「いいね」押してる場合じゃなくて「カートに追加」もしくは「購入」にまで進むわけなので、ユーザーのメリットは「比較検討しやすくする為」であることがほとんどではないでしょうか?

比較検討しやすいのはユーザーにとってはとてもいい事ですね

特定の商品の情報を得たい

こちらはメルカリなど、1品物の商品ではあまりない心理かと思いますが、セールの情報やお得な情報を得て、そのタイミングで買いたい!なんて思っている場合に働く心理ですね。

比較検討と言うよりか「検討」だけをしている状態ですが、さらにいいオファーがあれば買ってもいいよ?と言う心理が垣間見えますww

在庫状況を知りたい

  • 買いたい商品の在庫がなかった・・・
  • 買いたいけどまだ今はお金が・・・でも買いたい・・・

みたいな心理状況の時には、在庫状況がとっても気になります。前者では再入荷のタイミングを逃したくないし、後者は本当は相当買いたいですが、お金はない。でも欲しい。売り切れたら悲しい!!な心理状況です。

お気に入り登録をする事で、そういった商品の動向がわかるのではないか?(実際そういうサービスよくありますよね?)という事でお気に入り登録をしてくれる事になります。

パーソナライズドされた体験

これはユーザーが直接わかっていてやる行動ではないですが、お気に入り商品に追加した事で特定のアルゴリズムが働いて「これも気になりませんか?」と他の商品なんかを関連表示してくれる機能です!

ユーザーによっては「え?これもあるの?」なんて気持ちになるので、嬉しくてわくわくサイトする時間が作れます。

眺める時間が長くなるのはユーザー側のわくわく創造にもつながりますよね!

リピート買いしやすい

こちらは既に購入した商品がある場合に有効な手段です。毎度サイトに訪れて探すのも大変ですからね。

お気に入り登録出来ていれば、サイトに訪れて「お気に入り」ボタンでも押せば、また欲しい商品がすぐに変えるわけです。

実際に僕もプロテインはずっと同じものを買っているので、お気に入り登録してサクっと買ってますが、便利ですね♪

ざっと上げてみましたが、まぁ何となくわかるなこの心理。と言う物が多いのではないでしょうか?

事業者側としてはこの心理を考えつつ、それをどうやって売り上げに繋げていくのか?が重要になりますので、次に事業者側のメリットを考えてみましょう。

事業者側のメリット

リピート訪問率の向上

難しい言葉で言うと「顧客エンゲージメントの向上」とかも言いますかね?要はもう1回来てもらえるチャンスが増えるのが、まず1つのメリットです。

ユーザー側のメリットして「商品の比較と検討」がありますので、当然比較している段階ではライバルの商品と自分の商品を行ったり来たりして比較することになるでしょう!


比較されるのは避けられないので、何度も訪れてもらう事が大事です。


何度も訪れてくれる人の中から誰が買ってくれるのか?が勝負の分かれ目になるのですが、この段階で再訪問し辛いサイトだと比較検討の対象から外れてしまうかもしれません。

比較検討しやすいサイトにしておくのは結構大事なのは、ユーザビリティの観点からも非常に重要です。


滞在時間を長く、訪問回数を増やすために使える!のは非常に大きなメリットです。

データ収集と分析

分析はとっても大事です。例えば

  • A お気に入り登録が「100」 実際に売れたのが「10」
  • B お気に入り登録が「50」 実際に売れたのが「8」

の商品があったとしましょう!

この場合、お気に入り登録の数だけで見たら「A」の方が人気なのですが、「B」の方が売れる率は高い!という事になります。

つまり伸ばすべき商品は「B」なんですが、そこの比較をしていない場合は単純に個数も売れてるし、登録数も多い「A」が人気商品だと思ってしまいます。

「B」の方が売れる率が高いので、「B」の見せ方を変える事で「B」のお気に入り登録を増やすような見せ方をしていけば、売り上げは上がる可能性が高いですよね?


こう言った事を分析できるのが「お気に入り登録」機能を使う上でとても重要な戦略的な部分になってきます。

顧客体験の向上

ユーザーは特別な体験をすると、購買意欲が上がります。

ユーザー側のメリットでも紹介している部分と当然リンクしてくるのですが「在庫が残り少ない」状態を通知してくれたら「焦って買う」事ももちろんあると思いますが、それ以外の感情として「無くなる前に教えてくれた!」と思うかもしれません。

この辺の心理は人によっても様々だと思いますが、いずれにしてもマイナス要因ではないはずです。

また登録してある商品に合わせてカスタマイズした情報発信なども出来るかもしれません。あと一押しの「買う気」を後押ししてあげるようなイメージです。

「欲しい欲しい」と思っている人は自分に言い訳したい状態でもあるので、そこで最後の一押しですね!


こう言った色んな施策を考えるうえでの起点としてもお気に入り登録はユーザー側だけではなくて、事業者側にも非常にメリットが多い物になっています。

まとめ

ユーザー目線と事業者目線で「お気に入り登録」と言う機能に焦点を当てて、これが全部ではないですが、双方のメリットが確認できたかとは思います。

基本的には「WIN ✖ WIN」な状況が出来上がるツールなので、入れておいて損はない機能です。


デメリットは余りないけど・・・

デメリットについては余りないと思いますが、それ以前に必要がないケースと言うのもはあります。

1商品しか取り扱いがないshopさんの場合ですね!

この場合、ユーザーはあまりお気に入り登録をしようとは思わないと思います。ただ、在庫は切れてほしくないと思っている可能性はあるので、そんな時は「お気に入り登録」ではなくて、「通知」系のアプリの方がいいでしょう。

通知にもメールで通してくれる機能もあれば、PUSH通知やLINEで通知を受け取れるアプリなんかもありますので、お気に入りがすべてのケースで万能なわけではないのは、注意点です。


また、shopifyでお気に入り追加機能を付ける時には必ずアプリの利用が必要になってきますが、そのアプリも有名な物から、そうでない物までなん個ものアプリがあるので、どれを入れようか迷ってしまうかと思います。 以前にこんな記事も書いているので、参考にしてみて下さい。

【shopify】ド定番アプリ お気に入り登録比較4選

shopifyで有名な「お気に入り登録」アプリを4つ紹介して、メリットなどを書いています。

ECサイトは販売するまでに色んな手段を使って、どうしたら売れるのか?を日々考えて更新していく作業が必要になります。

その手段の1つとしてあるのが「お気に入り登録」であり、結構有力な手段だという事を覚えておいてください!

shopifyのお困りごとはご相談ください。

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